Yasuo's Notebook

ソフトウェア開発の話題が中心の備忘録です。

書籍「アジャイルソフトウェアエンジニアリング」発売!

書籍「アジャイルソフトウェアエンジニアリング」が発売されました!
私もTFSUG(Team Foundation Server Users Group)のメンバーとして監訳をさせていただきました。

Amazon.co.jp: アジャイルソフトウェアエンジニアリング ~ 基本概念から継続的フィードバックまで (マイクロソフト関連書): Sam Guckenheimer, Neno Loje, 日本マイクロソフト監訳, TFSUG監訳, トップスタジオ: 本
キーワードでみる『アジャイルソフトウェアエンジニアリング』 | 一伝入魂 ~ 長沢智治のブログ
「アジャイルソフトウェアエンジニアリング」が出版されました - かおるんTFSダイアリー
[書評]アジャイルソフトウェアエンジニアリング | Ryuzee.com


既に皆さんが紹介していただいていますので、あまり書くことがないのですが
この本で私が気に入った点を紹介します。

・ツールよりも、ベースとなる考え方の解説が丁寧にされている。
これは皆さんの紹介でも書かれていますが、ツール自体の説明よりもそのベースとなる思想についての解説がとても丁寧にされています。
むしろ、ツールの説明が考え方を具体化したインスタンスとしてとらえることによりベースとなる思想をより深く理解する助けになると思います。

・PBIの扱い方など純粋にSCRUMのプロジェクトで役に立つことが書かかれている
ベースの思想(アジャイルコンセンサス、SCRUMとは?)以外にも
PBIの扱い方など、ツールとは関係なくSCRUMのプロジェクトですぐに適用できる具体的な知見が各所に入っています。実際に、私は監訳のためのレビューをしながら、次の日に書いてあることの一部を取り入れてみることもできました。

Visual Studioを使っている方はもちろん、それ以外の方にも十分にお勧めできる内容になっていますので、是非お手にとってください。