Yasuo's Notebook

ソフトウェア開発の話題が中心の備忘録です。

「わかりやすいアジャイル開発の教科書」からピックアップ ~テスト駆動開発~

今年の3月に出版したソフトバンク クリエイティブ:わかりやすいアジャイル開発の教科書について、主に私が執筆した部分について取り上げたいと思います。今回は、テスト駆動開発(TDD)についてです。
書籍では、TDDの最初の課題としてよく取り上げられるFizz Buzz - WikipediaをTDDで実装するという内容にしました。FizzBuzz自体はとても簡単な問題ですが、色々な言語にも簡単に置き換え可能な課題にしたかったのと、TDDをやったことがない読者の方にもTDDをどうやってやればいいか?なぜTDDをするのか?などTDDそのものについて説明したいという意図で問題を選びました。
TDD未体験の方は、文章を読みながら是非、実際に手を動かしてTDDを体験してください。
「もっとTDDを学びたい!」と思われた方は、TDD Boot Camp(TDDBC) - TDDBCに参加していただくことを強くおすすめします。
実は、この本で取り上げているFizzBuzz問題は、TDDBCでのTDDの説明として取り上げられていますので、本の内容を体験した後にTDDBCに参加していただくとより一層気づきを得ることができます。TDDは本を読んだだけでは、その良さを理解することはできません。自分で簡単な課題でもいいので実践してみましょう。