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Yasuo's Notebook

ソフトウェア開発の話題が中心の備忘録です。

動いているターゲット、見えないターゲット

アジャイル開発を導入する動機としてよく言われることの一つに「動いているターゲットに追随するため」というものがあります。確かに、ビジネスの変化が激しく競合の激しいサービスや製品では「動いているターゲット」という言葉が当てはまります。もう一つアジャイル開発を導入する動機として「見えないターゲットに到達するため」があると考えています。
「見えないターゲット」はターゲットの前に濃い霧がかかっていたり、蜃気楼のように異なるものが見えていたりしますが、本質的なターゲットはあまり動いていないというものです。
「動いているターゲット」に対しては、アジャイル開発のような変化への追随性が高い方法でないと事業として持続していくことが難しいことは、多くの人にとって疑いはないと思います。一方で、「見えないターゲット」に対しては、色々なアプローチが取り得ると考えています。
つまり「動いているターゲット」に対するアジャイル開発は必然ですが、「見えないターゲット」に対するアジャイル開発は、複数ある方法の一つだと考えます。皆さんが直面している開発のターゲットは「動いている」でしょうか? それとも「見えない」でしょうか?(動いていそうで見えないというのもありそうですね)
カンファレンス等でのアジャイル開発についてのセッションでもその話がどちらのターゲットを意識しているかを考えると、より理解が深まり、自分のコンテキストへの置き換えがしやすいと思います。